一見(一聴?)すると、これまでのhiroちゃんの曲とは全く違う曲のように感じられる、新曲『ヒーロー☆』。 しかし、よくよく聴いてみると決してそうではないことに気付かされる。
確かに曲調そのものは、今までになく力強い。歌声もパワフルで、hiroちゃんとしては珍しいと言えなくはないかもしれない。
だが、歌声そのものを部分的に取り上げてみたらどうだろう? 地声に近いような声、ファルセットを利かせた歌い方、なめらかにパワーを乗せた英語詞、コーラスで入ってる優しげな歌声。 激しく、優しく、綺麗で、力強くて・・・まるで、hiroちゃんがソロになってから色々な曲で試みてきた様々な歌い方が全てそろっているかのようではないか。
『ヒーロー☆』は、これまでのhiroちゃんを全て集めて一つにしたような曲だと思う。 そして、ただ「これまでの集大成」というには止まらない、とも。
今までのhiroちゃんの歌い方を、1曲中でフルに使って、そして出て来たのは『新しいhiro』。 これまでとは違う、強さとやさしさが同居しているような歌に、未来のhiroちゃんが垣間見えているように感じられる。
c/w1曲目の『My Crazy Days』。
去年のFCイベントの大阪公演で初めて聴いたときは、もう、ただただビックリしましたよ! だって、ガンガンのRockなんですもの! hiroちゃんとRockっていうのが、全然結びつくイメージが無かったので、驚いたのなんのって。 しかも、聴いているうちに違和感が無くなっていったのが、また不思議で。
謎が解けたように感じたのは、クリスマスの東京公演でのこと。 曲調は完全にRockなんだけど、歌い方・声の出し方はまさにhiroちゃんそのもの。 だからこの曲は、RockであってRockでない、『hiroちゃんが歌うRock』になっているんですね。 hiroちゃん自身が言っていた「とても自分らしい曲」っていうのは、そういう意味なんじゃないでしょうか?
今回、CDで聴いてみて、さらにその思いを強くしました。 でも、FCイベントではもうちょっとノリノリで、もっとRockしてましたけどね(笑)
c/w2曲目の『Spring』。
hiroちゃんらしく、やさしい歌詞を情感あふれる歌声で歌っている。 タイトル通りに、春の訪れが感じられるような、明るいでもちょっと切ない曲ですね。
『ヒーロー☆』も衝撃的で、パワフルなhiroちゃんの歌声に圧倒されましたが、c/wの『My Crazy Days』には、さらに驚かされましたね。 前年末のFCイベントで聴いていたとはいえ、何と言ってもRockですもの! それまでも、仲間内の冗談で「hiroちゃんの次の挑戦? Rock!(笑)」「無い無い(笑)」とか言い合ってたくらいだったので、ホントに驚きましたよ。 でも、何を歌っても「hiroの曲」にしてしまうという、その吸収力と柔軟性は底が知れませんね。 (2006.09.18 O.H)